夢の世界で製鐵施設見学

はい、第2回夢の世界のお話です。

ヘンテコな夢は毎回見るのですが、朝起きると内容の8割は忘れているのが悔しいです。

今回は昔見た夢を記録する意味合いを込めてここに記します。

 

私は双子の兄が勤めている又は拘束されているとある製鉄施設へ向かった。双子の兄とやらは実際には存在しないが、私は施設の男子寮へ兄に会いに行く。

双子の兄は独りぼっちで個室に軟禁されていた。どうやら支給された木材を使用して、机を作るという課題が課せられているらしい。そんな状況だったので、兄の課題が終わるまで施設の見学をする事とした。

男子寮を回っていると、別の男性が二人、兄同様机を作る課題の真っ最中であった。しかし机の材料に使っている板は兄が使っているものと違う。私がそれに気づいた事を把握したのか、男は語る。

「ここでは看守が持ってきた部材以外を使った製作活動が禁止なので隠れて作っている。」

ちょっと何言っているか分かんない。まず禁じる意味が分からない。後述するが、確かに兄に支給された部材はとても机作製には不向きな代物だった。

そして私と男性の方へ、看守の足音が近づいてくる。如何にも強面な看守の目を欺こうと男性が取った行動は以下である。

看守「おい、それはなんだ。」

男性「看板です。」

・・・は?いやいや既に机の脚一本付けてる途中やんか。

看守「ふむ、そうか。」

そして相変わらず重い空気をまとって立ち去る看守。あんな雑な隠し方ある?あんな子供騙し通じる?いや、あの看守は節穴なんだ。さすが夢の世界。観ている私の知能に合わせた光景を見せてくれる!

階を登り進んだ別部屋では、鉄を溶かす作業をしているようだ。ここでやっと鉄の話が出てくることに安堵した私。しかしそこは流石夢クオリティ、やってることはリアルではあり得ない。

まず、大きな鉄の鍋?の中には溶解した鉄が赤く重鎮している。このまま人手でくず鉄を放り込むのは危険なので、ベルトコンベアを経由して鉄を送り込む。しかし作業者さん、ベルトコンベアの上にくず鉄を乗せるのは手動でもいいよね?何故"焼き芋"を擦りりんごの如く動かしながら鉄くずをコンベアに乗っけるの?しかも焼き芋柔らかいからぼろぼろ崩れてきてるよ。そしてブロック状に崩れ床に溢れた焼き芋を、看守はしれっとコンベアに乗せる。そして鉄くずと一緒に鉄の鍋へ・・・。

看守「どうせ分解されるから」

書いている私も意味が分かりません。

 

そろそろ時間なので兄の部屋へと向かう。兄は机を見事に完成させていた。

つか看守、なんで台の部分を藁束にしたんだ。普通の板材なかったんか。

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この図が机に見えた人は、残念ながら私と同レベルのようです。つか兄すげえ。

こんな奇想天外な出来事に耐えられず、私は何故か熱中症になりかけた。熱中症に必要なのは水分と塩分。というわけで、持参した麦茶を飲み、兄に手渡された塩を口に含む。含むと同時に吐き気が・・・!兄よ、何を渡した?なんか私の嫌いなアジシオの味がするぞ。普通の塩だと思って舐めて以来、トラウマになったやつだぞコレ。

最後になったが、そろそろ帰る時間。そこへ私の落し物と言われ、10枚程の束となった鉄板もとい試験サンプルを渡された。見覚えはある。私の仕事場に沢山あるやつ。だからといって一体私にどうしろと。

 

そして目を覚まして今に至る。

夢に出てきた試験サンプルは何か意味あるのだろうか?取り敢えず今から出勤して確かめよう、と思いました。いや、夢って馬鹿に出来ませんよ。当人が忘れている事を思い出す手掛かりになることもあるのですから。